ど素人による配当金での資産運用
私の「株」デビューは20歳の頃です。
ちょうどそのころ、ホリエモンこと堀江貴文さんが、
ライブドアで話題になっていた時でした。
私ももれなくライブドアの株を買っており、
その事件の後、株価が暴落してしまい、
今となっては良い勉強と思います。
その頃の私は、株を持ってれば漠然と
儲かる、と思ってました。
しかし、株によるマネタイズには2つの方法が
あることを、身銭を切って覚えてきました。
まず一つ目は、「株式売買」です。
デイトレーダーのように、安い時に買い、高い時に売り、
その差額で売却益を得るものです。
メリットは即金性が高いことですが、
デメリットは、損失がでるリスクが高いことと、
株価情報を得るため時間が割かれる
というところです。
また、まとまった金額で売買しないと、
売買手数料の分逆ザヤとなるところでしょうか。
そして、2つ目は、「配当金」によるものです。
株を保有しているだけで、定期的にお金が振り込まれてくる
ものです。
メリットは、ほど確実に利益が得られるのですが、
デメリットは、年に1回か2回程度と即金性が低いことでしょうか。
このブログでは、「配当金」について、解説をしてきたいと
思います。
株による配当金とは?
まず、基本的に「配当金」とは何かというと、
「株主=会社のオーナー=株を持っている人」へ、
会社が利益に応じて還元するお金のことです。
すごく単純な話しで、会社が儲かったので、
オーナーへその儲け分を支払うというものです。
※株の歴史を考えると、配当金こそが、株でマネタイズする
本来の姿で、株式売買はその派生ですが、
ここでは詳しい説明は割愛します。
なので、会社によってその金額は異なりますし、
そもそも利益がでてない会社は配当を出すことができません。
(出ている会社は怪しい会社です)
次に、いつ配当金が支払われるかというと、
これも会社によって異なり、多くが決算月となります。
また、本決算月に1回の会社もあれば、中間決算と
合わせて2回の会社もあります。
どのような会社の株を買えばいいのか?
いわゆる「銘柄選定」です。
これはいろいろな考えがあり、
逆にありすぎると思いますので、
私たちのような素人は3つに絞りましょう。
1.配当利回りが高い銘柄
配当利回りとは株価に対する配当金を%で
示したものです。
要するに配当利回りが高いほど、
得られる配当金が高いということです。
ではどのくらいの%というと、2%以上であることが、
必須です。
それは、日経平均の上昇率が平均で約2%なので、
個別で銘柄を購入するよりもインデックス投資をした方が良い、
という考えになるので、それ以上の利益が求められます。
この考え方は重要なので覚えて下さいね。
できるのであれば、3%~5%が望ましく、
これはいわゆる高配当銘柄という部類に属します。
ここで注意が必要なのが、税引き後の利回りを押さえること。
よく公表されている配当利回りは税引き前の%なので、
0.8を掛け算して下さい。※税率は20.315%を単純化してます。
配当利回りが5%であれば、実質利回りは約4%となります。
2.当期純利益が出ているか?
配当金の原資は当期純利益です。
単純な話しで、会社としては、いろいろな支払いを終えて
最終的に出てきた利益をオーナーである株主に支払うこと
なります。
なので、当期純利益が出てなければ配当金は出ないし、
出している会社は、何かおかしいと考えた方が
良いでしょう。
3.継続性があるか?
要はつぶれないことです。
配当金投資で重要となるのが「長期保有」をすることです。
デイトレーダーのような株の売却益は、投資に対し一度だけしか
利益を産みません。
それに対し、配当金投資は株を売却しない限り、
何度も利益を産むことで投資資金を償却し、
しかもその投資資金が資産化します。
なので、会社がつぶれない限り保有すればするほど、
有益な投資となります。
しかしながら、未来のことはだれもわかりません。
そのため、私たち個人の判断となります。
日ごろから日経新聞などから、購入する銘柄の
会社情報を勉強しておきましょう。
まとめ
配当利回りが高い銘柄へ投資し、
長期保有しましょう。
銘柄を選ぶとき重要となるのが、
1.配当利回り、2.当期純利益、3.会社の継続性
です。
そのために日頃から情報収集し、勉強しましょう。
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